使命と行動原則

愛宕山の麓には、別荘が点在しています。軽井沢環境条例は1軒当たり1000㎡以上の土地を確保することを規定しているため、別荘地約1,560haの80%以上が自然のまま残っていると想定されます。
2017年度の植生調査の結果、愛宕山麓の別荘地において絶滅危惧Ⅱ類に指定されているオオヤマカタバミが群生している地区や、外来種ハリエンジュが生息している地区が確認されました。住民は絶滅危惧種であることや外来種の脅威を知らず、絶滅危惧種を除草したり、外来種を駆除せず放置している状況があります。
トラスト予定地付近においては、絶滅危惧Ⅱ類指定のオニヒョウタンボクが多数生息している地域を発見しました。 そして多くの野生動物が生息しています。
生きものが住む豊かな森を失うことなく未来へ残すために、トラスト活動で土地を買取り、保護・保全・復元を行います。